PENTAX

smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED [IF]

10-17mmズーム 広角レンズ(fish-eye)

fish-eye

言わずと知れた魚眼レンズです。
当然、他のメーカーからもfish-eye(魚眼)は出ているのですが、その殆どが単焦点レンズです。
fish-eyeでズームになっているのは、pentax smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED (IF)とTOKINA AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5、それとCANON EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMぐらいではないでしょうか。

ただ、pentaxとTOKINAのスペックを見て頂くとおわかりのように、同じスペックです。
これ、光学部分をpentaxとTOKINAが共同開発したからなんですが、外観や値段は違っていて、外観に関しては好みの問題なのでアレですが、個人的にはスッキリとした印象のpentaxの方が好きです。
それと、値段はTOKINAの方が少し高めです。
また、CANONはLレンズなので、当然高い(-_-;)市場価格でみても、倍以上の価格差があります。
まぁ、fish-eyeでズームの必要性を感じる人がどれぐらいいるかと言うことですが、これは実際に使ってみないと便利さ、面白さがわかりません。
それを迷いも無く?提供してくれるPENTAXって素敵ですw
pentaxユーザーでよかった。(と言っても、1年前まではOLYMPUSユーザーでしたけど)

そもそも、僕がfish-eyeを購入しようと決めた理由のひとつが、このズーム機能です。
標準ズームとして16-85mm、望遠ズームとして55-300mmを使っているのですが、そこに10-17mmのfish-eyeを組み込むと、10-300mmまで切れ目なしにつながるわけです。
つながったからって、それがどうしたって話ですが^^;
しかも、魚眼付!と言うか、魚眼始まりで望遠の300mmまでと言うことになります。
旅行とかで持ち出す本数を減らす場合、fish-eye+16-85mmという感じかな。
通常は16-85mmを付けっぱなしで、広大な風景やガバッと雰囲気を閉じ込めたい時、マクロ的に寄りたい時など、fish-eyeを使う。そんな使い方を考えてます。

構図の取り方次第なんですが、あまり魚眼を感じさせない撮り方もできます。
見た感じ、魚眼と言うよりも超広角のレンズといった見え方になれば、普通の風景写真でも十分に利用できますよね。また、折角の旅行なので、楽しい写真の一枚は欲しい!とそんな時にも、笑顔のアップとその場の雰囲気を一枚の写真に閉じ込めることができる。ただ、慣れが必要かもしれませんが。
また、結婚式やパーティーの写真を撮る場合でも、広い範囲をカバーできるので、その場の雰囲気を閉じ込めてしまうこともできます。
主役のアップは別の人に撮ってもらうとして、全体の楽しい雰囲気を残したいならfish-eyeが大活躍……するはず。まだ、その使い方はしたこと無いです(;一_一)

そう考えると、ただの面白レンズの枠を超えて、重宝に使える便利レンズとも言えますよね。

写りについては、魚眼特有の歪んだ画像ばかりに注目が集まりそうですが、これがどうして非常にクリアでしっかりとした解像を見せてくれます。
なので、全体的にスッキリとした印象になると思います。
ただ、基本、魚眼レンズなので、周辺の歪みは当然としても色収差が激しく出ます。
全ての写真がそうかと言えば、そうとも言いきれませんが、まぁ出てあたりまえと考えるべきでしょうね。
そして、こいつが手強いです。Lightroom?そんなもんに負けねえよ。ってな感じで、処理しきってしまうことは無理だと思います。
なので、色収差については、ある程度のところで我慢して、これが魚眼の味さと認めてしまうこと。
レンズ本体は軽く、サイズも、それ程大きくはないので取り回しに苦労はしません。
ただ、このズームは10-17mmに向かってレンズが伸びるのではなく、一番縮んだ状態が12mmのあたりです。なので、10→12mmで若干縮んで、12→17mmで伸びます。
※OLYMPUSの11-22mmも同様の仕様だったので、広角側のズームってこうなってるのかも。
と言っても、数ミリぐらいの範囲のことですけどね。

あと、これは、僕の使い方の問題かもしれないのですが、カメラを持っている時に指がズームリングに当たる時があるんですよ。すると、気付かない間に10mmから外れて11mm近辺になってしまっている。
他のレンズであれば、多少指が当たっても回ることは無いのですが、このレンズは、10→12mmにかけての回転(レンズが縮む方向)が軽いようで、回ってしまっていることが何度かありました。
(もしかすると、仕様の問題ではなく、軽いのは僕が使っている個体の問題かもしれません)

次に、望遠側の17mmですが、通常の広角レンズに近い写りになります。
これ、あくまでも近いと言うことで、標準レンズと同じ写り方をすると思っていると“あれ?”と感じてしまいます。
基本が魚眼レンズなので、10mm程の歪みは無いとしても、17mmでも樽型の歪みは残っています。
16-85mmズームの17mm近辺と比較しても違いは明らかで、16-85mmで撮った方は縦の直線も真っすぐ写っているのに対して、fish-eyeの方は歪んでいます。
また、写る範囲も同じ17mmにそろえたとしても、fish-eyeの方が明らかに広い範囲を捉えています。
理由は……わかりません(-"-)

あと、AFについては、通常撮影の場合、あまりフォーカスの範囲が変わらないので、一瞬で合焦。
この状態であれば、ギュギュッとひと鳴きすればおしまい。
無限遠の状態から10cm手前の物にピントを合わせても、ギュッギュギュッっとふた鳴きぐらいすれば、ビシッと合ってくれます。
音は少々しますが、それが気になるほどでもなく、合焦の速度でイラッとすることはありません。
ただ、SDMやDC駆動のレンズと比較したらダメですよ。

市場価格で、44,000~46,000円ぐらい。
この価格で使い勝手のいいfish-eyeが買えるのであれば……。
このレンズ、使っていて楽しいと思いますよ。

◇ smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED [IF] (仕様)

 レンズタイプ          フィッシュアイ
 焦点距離          10-17mm
 開放絞り値         F3.5-4.5
   最小絞り          F22-32
 画角            180°-100°
 レンズ構成         8群10枚
 絞り羽根枚数        6枚
 最短撮影距離        0.14m
 最大撮影倍率        0.39倍
 フィルター径        --mm
 最大径 x 長さ         68 x 71.5 mm
 質量(重さ)         320g

fish-eye Bfish-eye B

fish-eye

広場

道

梅

花

空


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