サイアノタイプ

IMGP5080
pentax K-3 + smc PENTAX-D FA MACRO 50mmF2.8 1/1000秒 f/5.6 ISO-100

モノクロで撮った写真に、少し色を乗っけてやる。
そうすると、全く違った印象に変わる。
なんて偉そうに言ってますが、モノクロ写真にLightroomのプリセットでサイアノタイプを選択しただけです。
このサイアノタイプと言うのは、いわゆる青写真、もっと馴染のある言葉で言えば“日光写真”と考えてもらえればいいかと。
子供の頃の理科の実験で、一度はやったことがあると思いますし、何かのオマケで日光写真セットなんかもあったと思います。
要するに、色だけで言ってしまうと、光の明暗を白黒で表現するのではなく、青を基準として表現しているものです。
これ、フィルム時代の現像方法のひとつで、鉄塩の化学反応を利用したものなんですが、今日は、その科学反応について詳しく説明するのは省きますね。
あっ、逃げた!とか言わない(-“-)

同じ写真であっても、色の違いによって印象は大きく違ってきます。
Lightroomの白黒階調プリセットだけでも10セット準備されていますが、選ぶものによってカラー写真から受ける印象とは、全く違う印象を受けることになるし、もちろん、モノクロの写真の印象からも離れたものとなります。
ちなみに、オリジナルのモノクロ写真ですが、これです。

IMGP5080-3

印象が全然違いますよね。
プリセットを使って、Lightroomにお任せで現像してるから、細かな設定までは把握してませんが、全体に明るくて濃淡もハッキリとした写真に仕上がっています。
(とは言え、少しは手を加えてますよw)
さすが、Lightroomと言うか、楽ちんです(-_-;)
今回は、Jpegのモノクロからプリセットのサイアノタイプを使ったのですが、RAWファイルで同じことをするとどうなるのか。
はい、やってみました。これです。

IMGP5080-7

結果は、色合いなど殆ど変わりません。
ただ、よく見ないと分からないぐらいですが、モノクロをベースにした方が、飛行機雲のディティールも若干ハッキリとしていて全体に締まった印象を受けます。
ただし、これはカメラの設定が影響しているのだと思います。
それは、カメラ内でJPEGにするとPentaxの設定が反映され、シャープネスもEXシャープネスを選択できるのですが、RAWで撮ってLightroomで現像すると、LightroomにはEXシャープネスなんてものはありません。
もちろん、Lightroomでもシャープネスの調整は細かく出来るのですが、今回は、比較のためにあまり変更してませんしね。

話が逸れちゃいましたが、同じ写真でも、少しアプリで手を加えると、また違った印象になるということです。
これ、デジタルだから、撮影後にいじることができるわけで、写真としては邪道だ。と言われる方が時々おられるようですが、最初のところで書いたように、フィルム時代に使われていた手法を再現しているだけですよね。
なにも、デジタルだからと言って、ガチャガチャいじり倒しているわけではない。
まぁ、デジタルの時代なんだから、コチョコチョぐらいいじったとしても、それはそれで「アリ」じゃないのかと個人的には思っていますけど。
いずれにしても、今のやり方って、フィルム時代の再現をデジタルでやっていることも多いわけで、そう考えると、デジタルで出来ることは最大限に活かした表現方法を使わないと損だよなぁと思うわけです。

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