ファインダー倍率って?

IMGP4793
pentax K-3 + HD DA16-85mm 31mm 1/40秒 f5.6 ISO-4000

またまた、変な写真を載せてますが、いつもの如く、手近な所で準備したもので^^;
先日書いていた、ファインダーの視野率に続いて、今回はファインダー倍率の話です。
まぁ、これも言葉の通り、ファインダーで見た時の倍率なんですが、要するに、実物に対してどれぐらいの大きさで見えているか、と言うことです。
当然、1倍であれば、実物と同じ大きさで見えているということになるのですが、中々そうはいかない。
だとすれば、可能な限り1倍に近い方が高性能だと言うことですね。

この数値は、カメラの仕様書のファインダー項目に、倍率として書かれているので探せば直ぐにわかるのですが、K-3の場合は0.95倍となっています。 おぉ、すげぇ!
この0.95倍というのを感覚的に写真で表現すると、トップ画像を1とした場合、0.95倍はこんな感じ。

95

少し見難いかもしれませんが、周囲の白枠部分が縮小された範囲ということです。
これだと、殆ど実物の大きさに近いですね。ってホントか?
なんか間違ってるような気がする。
ちなみに、フルサイズ機のK-1はというと、0.7倍です。
ということで、この0.7倍の場合、どうなるかと言うのが次の写真です。

70

なんと、ファインダー倍率だけを見ると、K-3の方が大きいんですよ。
大きいどころか、この差はなんだ!ってぐらいです。
K-1オーナーの人は、さぞかし悔しいでしょうね……って、そんなわけないw
実は、仕様書の数値を見てるだけでは、正確に比較できないんですよ。
35mm換算ということについては、最初の頃に書いていますが、ここでも、そのの35mm換算という指標が登場します。
また、ややこしい話をしだしたとか思ってます?

えっと、仕様書に載っているファインダー倍率ですが、この数値は撮像素子のサイズを基準に表現されています。
つまり、APS-C仕様のレンズを基準に書かれているので、この場合は35mm換算に置き換えてやる必要がでてくると言うことです。
理由は、通常ファインダー倍率を統一した数値で比較するために、フルサイズを基準としているからです。
ですから、K-3の場合はAPS-C機なので、焦点距離を1.5倍しなくてはいけないのと同様に、ファインダー倍率の場合は、倍率÷1.5を計算しなくてはなりません。
と言うことは、0.95倍÷1.5=0.63倍となります。
それに対して、K-1はフルサイズ機ですから、そのままですね。つまり、0.7倍のまま。
ということで、数字のマジックに惑わされること無く冷静に考えると、K-1の方が高い倍率となり、フラグシップ機の面目躍如ってことになります。めでたしめでたしw

ということで、もう一度、元の画像1倍を基準に、K-1の0.7倍の画像と、K-3で35mm換算した後の0.63倍の画像を比較してみましょう。
まずは、元の 1倍画像

IMGP4793

そして、先程載せたK-1の 0.7倍

70

次に、K-3の 0.63倍

63

如何ですか?
周囲の白枠を1の大きさだとすると、それぞれの大きさが分かってもらえると思いますが、随分と違いが有りますよね。
一応、それぞれの率を計算して写真サイズを決定したので、間違ってないような気はするけど……なんせ、僕がすることなので自信が無い(-“-)
間違っていたら、指摘してくださいね。

ところで、昔AFが無かったころは、ファインダーを覗きながらマニュアルでピント合わせを行っていました。
ですから、今なんかよりもずっと、ファインダーの精度と倍率が重要視されたんですよ。
僕も、フィルムカメラではCANONのA-1を使っていたのですが、ファインダーだけをとってみると、大きくて遥かに見やすかった記憶があります。
今のK-3でも、マクロなどマニュアルでピント合わせをするので、ファインダーにはそれなりの拘りがあるのですが、それでも、A-1はもっとストレスなくピント合わせが出来ていたと思います。
既にA-1が手元にないので、確認することは出来ないですが。

いやぁ、何事においても中途半端でスマン(-“-)

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