SMC PENTAX-M 1:1.4 50mm 分解-2

昨日の続きです。

前玉ユニットを外すと、ユニットの後ろ側に銀色のリングが嵌っています。
その銀色のリングを、昨日の写真にも写っていた吸盤オープナーを使って外し、一番後のレンズを外したところ。

次に、ユニットをひっくり返して一番前のレンズ押さえ(黒いリング)をオープナーで外します。
それで一番前のレンズが外れるようになります。

この前ユニットは3枚のレンズで構成されており、先程の後凹レンズと前凸レンズに挟まれる形でもう一枚あるのですが、これはユニットに付けたままでもクリーニングは可能です。
完璧に磨きたかったら、カニ目リング外せばレンズは外せます。
次の写真では、真ん中のレンズは外さずにユニットに付けたまま(手前、右側)になってますけどねw

で、これらの前ユニットを外した後の鏡胴がどうなっているかと言うと、こんな状態。

上の黒い部分が絞りユニットで、写真の真ん中に見えている小さなイモネジがユニットを止めているネジになります。
このイモネジを緩めることで、絞りユニットを取り外すことができます。
ただ、このイモネジは小さいので、緩めるだけで外さない方が賢明かと。
少し緩めるだけで絞りユニットは外せますから、その方が後処理も楽だし、小さなネジを無くす心配も無いしね。
で、絞りユニットを外した状態がこれ。

外した絞りユニットはこんな奴です。


裏から見ると

裏に棒が突き出してますが、この棒を本体にある穴に入れてやると絞りリングに連動するわけです。
そして、本体を真上から見るとこんな感じ。

真ん中に変な奴が映りこんでますが気にしない(;一_一)
レンズの上に小さな穴があるの分かりますか?
組み立て時には、この穴に先程の絞りユニットから突き出ていた棒を嵌め込むことになります。
絞り側のメモリを開放の1.4に合わせ、絞りユニットを開いた状態にすれば問題ないわけですが、実は絞りユニット表の横に切り欠きがあり、その切り欠きを本体部分横に開いている穴に合わせると精度が出るように設計されています。
ちゃんと考えられているわけですね。

さて、本体に戻って、この銀色のリングで止められているのが合わせレンズになります。
そう、バルサム切れの悪い奴です(-“-)
これもカニ目レンチで外してやることになります。
そして、外したのがこれ。

写真ではレンズが2枚写ってますが、これは熱湯でぐつぐつ10分以上煮てバルサムを剥がしレンズを磨いた後です。
分離する前の写真を撮るの忘れてたw
先日のニュートンリング写真を見て頂くと、少しはイメージできるかも。

また長くなりそうなので、今日はここまで。
では、また(^^)/

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3 Responses to “SMC PENTAX-M 1:1.4 50mm 分解-2”

  1. mihiro より:

    イモビス3本を緩めて絞りユニットを外そうとしましたが、引き抜くことができません。
    要領をご教示いただけないでしょうか。
    よろしくお願い致します。

    • ひろ より:

      コメントありがとうございました。
      この絞りユニット、イモビス以外に締め付けているものは無いのですが、最初に取り外そうとした時は僕もてこずりました。
      たぶん、長年のホコリなどで本体とユニットが固着しているのが原因かと。
      で、どうしたかというと、本体とユニットの隙間に無水エタノールをぐるりとしみこませ、そのまま絞りユニットの内側に指をかけて外側に押さえつけるようにしながら、少しずつ左右に動かしました。
      僕の場合は、しばらく続けていたらスポッと抜けたのですが……。
      一度抜けてしまえば、次からは軽い力で外せるようになります。
      ユニット自体はねじ込みでも何でもないので、側面の固着さえ緩めばあっけなく取れるはずです。
      頑張って、少し気長にやってみてください。

    • mihiro より:

      後ろレンズ側から絞りユニットを細い棒で軽く押したところうまく外れました。
      ねじ込んであるのかと思いましたが、三点で止めてあるだけだったんですね。無駄な作業をせずよかったです。
      この記事(分解1-3)がなかったらどうにもできなかったとおもいます。
      ありがとうございました。これからも参考にしたいです。

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